3月2日、自民党県連が役員会を開き、さいたま市長選挙に県連幹事長で県議の長沼威氏の推薦を、党本部に申請すると正式に決めた。
東京新聞によると、長沼氏に決めた理由を県連副会長の野本陽一県議は「キャリアと見識を総合的に判断した」としている。
さいたま市議団は青羽健仁市議の擁立を目指していた。
東京新聞などによると、さいたま市内十区にある自民党の地域支部のうち、7つの支部が長沼氏の推薦。残り3つの支部は態度を明らかにしていない。
また、東京新聞によると2月20日に県議団と市議団が「党本部が推薦決定をした場合は従う」という趣旨の確認書を交わしており、党本部がこれを決定することになる。
自民党本部とのパイプが深いとされる中森氏も立候補の意向を示しており、仮に3者が立候補した場合、自民党系3者で票が分かれる可能性もある。
候補者一本化はどう決着? 自民の内紛再び MSN産経ニュース
選挙:さいたま市長選 自民県連は長沼氏 党本部に推薦求める /埼玉 毎日新聞
さいたま市長選 自民県連「長沼氏推薦を」 読売新聞
長沼氏擁立、要請へ さいたま市長選 自民県連、党本部に 東京新聞
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