元衆院議員で2005年と2009年のさいたま市市長選挙に出馬した中森福代氏が2013年5月のさいたま市長選挙へ出馬すると読売新聞が2013年2月25日付で報じた。
「賛同してもらえるのであれば、身を粉にして、やっていく自信はある」と会合で話したといい、700以上の団体から出馬の要請を受けているという。
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2013年のさいたま市長選挙はネット選挙解禁に間に合わず
参議院議員の任期満了に伴う選挙が2013年7月に予定されている。
これに合わせて、インターネットによる選挙活動を解禁する動きが活発になってきたが、さいたま市長選挙は5月に投開票が行われるため、このネット選挙解禁には間に合わない可能性が高い。
現在、さいたま市関連の政治家で積極的にネットを活用している政治家は数少なく、そもそも現状で解禁されても混乱するだけだろうが、インターネットによる情報の提供という基本的なことができないさいたま市における最後の大きな選挙になる模様だ。
自民県連は県議の長沼威氏を擁立へ
5月に投開票が行われるさいたま市長選挙で、自民県連は県議会議員で党県連幹事長の長沼威氏を擁立へ調整に動いていると、毎日新聞とMSN産経ニュースが2月6日に報道した。
ただ、市議団では青羽健仁議員の擁立に向けて動いており、分裂選挙にならないような調整も必要なため、2月12日の市議会代表質問より前に正式な出馬表明に向けた動きが活発になってくると言う。
長沼氏は旧浦和市議会議員を経て1991年に県議会議員に当選し現在6期目。
さいたま市議の青羽氏が出馬へ
MSN産経ニュースによると、浦和区選出のさいたま市議の青羽健仁(あおばけんじ)氏が出馬の意向を固めたとのこと。
「清水市長の政治姿勢は自身の再選が目的としか思えず、政策遂行は二の次でスピード感もない。さいたま市に本来の政治を取り戻したい」と取材に答えたとのこと。
青羽氏は、自民党市議からの推薦があるようだが、自民党県連が独自候補を擁立することも考えられるため、自民党支持者内での票が分裂する可能性もある。
清水市長が出馬表明
さいたま市の清水勇人市長が2月1日(金)にさいたま市役所で記者会見し、市長選挙に出馬する事を表明した。
清水市長は前回の選挙で長期政権となった相川市長に対抗する立場で出馬。旧大宮市を中心に票を伸ばし、相川氏は旧浦和での票が伸びず当選した。
現在、議会との関係も良好とは言えず、立候補者の状況によっては再選は厳しくなりそうだ。