各区ごとの投票結果

さいたま市市長選挙の各区ごとの投票結果

西区 北区 大宮区 見沼区 中央区 桜区 浦和区 南区 緑区 岩槻区
当日有権者数 68,757 111,984 89,696 126,233 76,214 74,620 117,363 137,532 88,988 90,320
投票数 25,511 45,209 34,489 49,909 29,192 27,627 48,335 49,045 32,662 30,917
清水 はやと 12,643 13,416 17,703 28,378 14,403 9,980 23,593 21,825 15,609 14,326
吉田 一郎 3,897 20,370 6,410 6,051 2,735 1,762 3,427 3,710 2,051 3,100
大石 ゆたか 1,922 2,177 2,145 2,820 2,388 1,846 2,988 3,611 2,494 2,443
長沼 たけし 6,774 8,843 7,814 12,129 9,318 13,702 17,734 19,217 12,111 10,720

公式結果

旧行政区分におけるさいたま市長選挙の選挙結果

旧大宮市、旧与野市、旧浦和市、旧岩槻市別にした選挙結果。
各候補者の数字は得票割合。

旧大宮市 旧与野市 旧浦和市 旧岩槻市 全体
当日有権者数 396,670 76,214 418,503 90,320 981,707
投票率 39.11% 38.30% 37.67% 34.23% 37.33%
清水勇人 46.51% 49.34% 45.04% 46.34% 46.80%
吉田一郎 23.68% 9.37% 6.94% 10.03% 12.50%
大石豊 5.84% 8.18% 6.94% 7.90% 7.22%
長沼威 22.92% 31.92% 39.81% 34.67% 32.33%

清水氏は各地域で同じような支持を得ているが、長沼氏は旧大宮地域での得票が伸びず、その分を吉田氏が獲得しているというような構図になっている。
吉田氏が明確に反対を表明している地下鉄の延伸に直接関係する岩槻での得票は、大宮以外の他の地域と岩槻が同等というのも興味深い。

北区では吉田一郎氏、桜区では長沼威氏がトップ当選

さいたま市長選挙は現職の清水勇人氏が当選したが、北区、桜区では別の候補者がトップ当選している。
それぞれの地元を地盤とする候補者が清水氏を押さえてのトップ当選となった。

北区
清水勇人 13,416
吉田一郎 20,370
大石豊 2,177
長沼威 8,843

当日有権者数 111,984
投票数 45,209

北区公式結果

桜区
清水勇人 9,980
吉田一郎 1,762
大石豊 1,846
長沼威 13,702

当日有権者数 74,620
投票数 27,627

桜区公式結果

さいたま市長選挙で現職の再選は自民党の敗戦ではない

2013年のさいたま市長選挙で現職の清水氏が再選した。
前回の選挙で民主党から推薦を受け、今回は民主党の情勢が悪いことなどから市民党を掲げていた清水氏。自民党は(民主党から)取り戻すなどとして、自民党の大物が応援に駆けつけた物の結果に結びつかなかった。

自民党としては、夏の参議院議員選挙への勢いを付けたかったところだが、それもできなかった。

しかし、単純に自民党が負けたわけではなく、この地域独自の問題が解消されていないことがはっきりとしただけだ。

支持政党別の投票では、自民党支持者の4割程度が清水氏に投票するなど、自民党支持者自体が一枚岩になっていない。
また、無党派層の多くも清水氏に投票したようで、2012年末の自民党の勢いなども響いていないように見える。これは今後の選挙の参考になるだろう。

そもそも、さいたま市は自民党自体が一枚岩になっていない。
さいたま市では旧浦和と旧大宮の対立があり、市議団と県議との対立もある。

この対立の結果、紆余曲折があり密室で自民党本部により候補者が長沼氏になり、一時は事実上の選挙活動も行っていた候補者が降りるなど、自民党系の候補者がようやく一本化された。
従来の選挙戦では自民党だけで複数出馬しており、これが一本化されたものの、自民党系の票も一本化されることなく、旧浦和系で県議系の候補者では実際の票にはつながらなかった。

一般的に現職が有利な地方政治で、清水氏は早期に出馬表明、さらに政党色を排除。自民党がやりたかった自民対民主という対立にもならないなど、選挙の戦い方自体を間違えたという部分はある物の、古くから続く自民党内での対立が尾を引いた結果といえるだろう。

[速報]2013年さいたま市長選挙は清水勇人氏が再選

速報によると2013年さいたま市長選挙は清水勇人氏が再選した。

さいたま市長選、現職・清水氏の再選確実に 読売新聞
さいたま市長に清水氏の再選確実 自公推薦候補ら破る 朝日新聞
さいたま市長選、清水氏が再選確実に 日本経済新聞
さいたま市長選 現職の清水氏当確 NHK

開票速報が見られるサイト、テレビ番組

2013年に行われたさいたま市長選挙で開票速報が見られるサイト。

開票が始まるのは20時50分から。
20時現在、NHKテレビの速報では当選確実が出ていないが、読売新聞などは当確を出している。

NHKさいたま放送局

テレビ放送では21時からテレビ埼玉が県内で行われる他の選挙結果も含めた開票速報を放送する。

テレビ埼玉

公式サイトはこちら

さいたま市選挙速報サイト

争点不明だった2013年のさいたま市長選挙

2013年のさいたま市長選挙は、前回の相川体制対反相川のようなわかりやすい構図にはならなかった。
唯一わかりやすい政策を表に出していたのは吉田氏だけで、それ以外の候補者は市長になってどうしたいのかが不明瞭なまま選挙戦が終了した。
しっかりと政策を比較検討して候補者選びをしたい方にとっては選択が難しかったのではなかろうか。

実質的に現職の清水氏と、夏の参議院議員選挙への勢いを付けたい自民党の長沼氏という構図にはなった。
そもそも、清水氏は元自民党で、前回の選挙では当時勢いのあった民主党の応援を得て当選したが、今回は民主党の情勢が悪いことなどから、市民党を掲げた事から民主党からのはっきりとした推薦などを得なかった。一方の自民党は自民党政権に取り戻すとか、安倍政権人気(なのかどうか不明だが)にあやかったような選挙戦を展開していた。長沼氏の選挙ポスターは安倍首相との2ショットだ。

しかし、民主党支持者の多くは清水氏に投票し、自民党支持者の少なくない部分も清水氏に投票したようだ。

自民党としては、旧大宮、旧浦和、市議団と県議など各種の対立があった物の、念願の統一した候補者を選出できた。
しかし、有権者には表向きうまくやっているが、裏ではいろいろとある候補者選びだったことは見抜かれており、自民党支持者でも長沼氏の支持は広がらなかった。
そもそも長沼氏は、自民党本部の決定によって選ばれたが、ここで何があって選ばれたのか不明なまま。万が一当選したとしても長い間しこりを残すことになるだろう。

清水氏が4年前に選ばれたのは、旧相川体制からの決別という意味が大きかったが、とりたてて結果を出しておらず、今後もどのような政策をしていくのか未知数。

結果がどうなるのかはこの後の開票ではっきりする。
誰が市長に選ばれるにせよ、124万を超えるさいたま市民と周辺地域の発展と幸せに向けて頑張っていただきたいところだ。

さいたま市長選挙の投票速報(選挙に行った人の数)

公式に公開されている投票速報(選挙に行った人の割合)

当日有権者数 981,705人
期日前投票数 73,014人 (7.44%)

9時 13,792人 1.40%
11時 63,419人 6.46%
13時 131,895人 13.44%
15時 173,998人 17.72%
17時 220,924人 22.50%
19時 269,500人 27.45%
20時 298,737人 30.43%

20時現在の速報はこちら

過去の投票率
2009年 42.78%
2005年 35.51%

投票速報

さいたま市長選挙の開票所

2013年5月19日に行われるさいたま市長選挙の開票は午後8時50分から開始される。
各区の開票所は以下の通り。

西区 三橋総合公園体育館 西区三橋5-190
北区 植竹中学校体育館 北区土呂町352
大宮区 大宮小学校体育館 大宮区大門町3-3
見沼区 大宮武道館 見沼区堀崎町12-36
中央区 与野体育館 中央区下落合5-8-10
桜区 記念総合体育館 桜区道場4-3-1
浦和区 浦和駒場体育館 浦和区駒場2-5-6
南区 浦和南高等学校体育館 南区辻6-5-31
緑区 中尾小学校体育館 緑区大字中尾2596-1
岩槻区 岩槻中学校体育館 岩槻区仲町1-14-35

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